木下富美子妊婦説

木下富美子妊婦説

タイトルを読んで「ただ太ってるだけだろ!」と思った方、ちょっと待っていただきたい。
今回の騒動において、一見ただ厚顔無恥で自意識過剰、倫理観0の悪女に見える彼女であるが、そこに隠された苦悩があったとしたらどうだろうか。

ぜひ、先入観を捨て、まっさらな気持ちで読んでいただきたい。

11月9日、当選後初めて都庁に姿を現した木下富美子都議。
報道陣の質問に俯きながら答える中で、このような発言があった。


「食べ物が口を通らない日があったり……」


この発言を聞いて、疑問に思った方も多いのではないだろうか。
報道で映し出された彼女の姿は、とても「食事をとることができなかった」とは思えないほど、腹部が膨らんでいた。
故に、インターネット上は彼女が嘘をついていると批判する声で溢れることとなった。


だが、ちょっと待って欲しい。腹部が膨れる理由は、何も肥満だけではない。


「妊娠」という可能性もあるのではないか?


木下都議の年齢は55歳。
一般的に閉経は45〜55歳の間だと言われており、遅い方は60歳を過ぎても生理が続く場合もある。
つまり、彼女が妊婦であるという可能性も十分にあるのだ。


「いや、ただ太ってただけで妊婦認定とか笑わせるなよ」


そう言った声が聞こえてきそうであるので、「木下富美子妊婦説」を裏付ける証拠を他にも提示していきたいと思う。




1.「服装」


常識的に考えて、謝罪の場にあのような胸元がガバガバの真っ赤なワンピースを着てくると言うことは「あり得ない」よっぽど神経がイカれているならともかく、かの小池都知事の愛弟子がそのような方ではないであろう。
では何故、あのようなドレスを着てきてしまったのか。

これも「妊娠」に原因があるとすれば、合点がいく。

妊娠後期には、子宮が急激に大きくなることにより、周囲にある臓器(胃や肺など)が圧迫され、それによって横隔膜が押し上げられてしまい、肺の体積が小さくなることによって息苦しさを生じさせてしまうことがある。
そんな時に、ピッチリとボタンのしまったブラウスは辛い。
きっと木下都議も本来はそのような謝罪に適した格好をしてこようと準備していたところ、妊娠後期の呼吸困難症状があらわれ、急遽胸元に余裕がある衣服を探した結果、謝罪会見には絶対に相応しくない真っ赤なワンピースを着ることとなってしまったのであろう。いわば不可抗力である。

2.「指輪」


記者会見において、注目された点の1つが、人差し指と中指にはめていたゴツいファッションリングだ。
こちらも、一見すると、謝罪を行うにも関わらず指先のお洒落にまで気を使っているナルシズム溢れたものに見えるがそうではない。

指輪のついている「指」に注目してみてほしい。

人差し指と中指……別名として「お母さん指」「お兄さん指」と言われる指である。
「お母さん指」の指輪が母である木下都議を象徴し、「お兄さん指」の指輪が彼女に宿っている新たな命(お兄さん指なので男児であろう)を象徴しており、その家族の絆を誓ったものだとすれば、合点がいく。
また、「お兄さん指」の指輪については2つの石が並んでおり、胎内の男児は双子であるのではないかと推察できる。


3.「辞職拒否」

これがこの説を裏付ける最大の要素である。

皆さんもお考えの通り、最低限「人間」としてあるべき感性と倫理観を持っていれば、木下都議と同じ立場となれば議員辞職しているのが当然である。

彼女は「失言」をした訳でも、金絡みの不祥事を起こしたわけでもない。


「無免許運転」を繰り返し「事故」まで起こしたのである。

失言や、金絡みの不祥事というのはいわば「政治家」としての罪だ。
失言に関しては、それが一般人であれば何も咎められることでもないし、金銭関係の不祥事というのは今も昔も政治家にはつきものである。

しかし、「無免許運転」は違う。

これが一般人だとしても大きな問題であるし、まして彼女は都議会議員である。
ただの事故であれば、それは本人の意図して引き起こしたものではない。
だが「無免許」により引き起こした事故となれば話は別だ。
自らに運転する資格がないと理解した上で運転し、事故を起こしたのだから、ある意味故意に行われた行為、自ら防ぐことができたものなのである。

そんなもはや言い訳もしようがないことをしでかしたにも関わらず、彼女は議席にしがみつく。


そう、何故なら「まだ見ぬ我が子」を養わなければならないからだ。


木下都議は、離婚しており第一子はその年齢から推測するに、既に自立している可能性が高い。
新たなパートナーがいれば、週刊誌などで報道されているだろうからその可能性も低いであろう。
となると、お腹の中にいる我が子の面倒をみれるのは彼女自身だけだ。

元議員で女性、それも不祥事を起こしてワイドショーを騒がせた本人となれば、まず次の就職先などは見つからない。
見つかったとしても、ひと目のつかないところで、パートなどをすることが精一杯であろう。


それだけの収入では、とても我が子を育てることなどできない。


故に、彼女は「鬼」となることを決めたのである。
何としてでも4年間議会に居座り、給与とボーナスをたんまりもらって、我が子の養育費に当てようというのだ。


議員活動というのは「金」がかかる。
日々の活動費用に事務所の維持費、秘書や事務員の給与や、各会費に何より「選挙費用」、諸々を工面しながらの生活であり、議員報酬の少ない地方議員の中には借金を抱えながらも議員活動を続けているまさに議員の鑑といった方もいる。

しかし、彼女は給与が高いことで有名な都議会議員。

しかも、4年間何もしないとなれば話は変わってくる。


月額81万7600円の議員報酬に政務活動費50万円を加えた131万7600円が月毎に支払われ、さらにボーナスを加えると4年間で8000万円ほどの血税が木下都議の懐に入ることとなる。

ホクホク……失礼、彼女はこれから女手ひとつでこれから二児を育てることになるのであった……

ちなみに、現在の月額81万7600円という議員報酬は、2017年から行われている議員報酬20%カットの「身を切る改革」下における額であり、今年は継続されたが、これが撤回された場合、都議会議員の議員報酬は元の102万2000円となり、政務活動費も月50万から月60万に戻ることとなる。
さらにホクホ……重ねて失礼。木下都議にとっては、養育費が工面しやすくなるであろう。


だが、例え8000万円の収入があるとはいえど、この先のことを考えれば、女手一つで二児を育てるのには相当な苦労があるだろう。





以上のことから、木下富美子都議が妊婦であるという説が有力であることはおわかりいただけたであろうか。




皆様には木下都議を執拗に批判したり、責任を追求したりするのは控えていただきたい。
いくら犯罪者とはいえ、妊婦を責めるのはあまりにも酷ではないか。

木下都議をまるで常識知らずかのように扱う論調ばかりだが、そういった方々こそ一度常識的に考えていただきたい。

彼女は「あの」女帝小池百合子の愛弟子であり、その蜜月ぶりを再三に渡ってアピールしてきた。小池都知事ほどの聡明な方が、まさかろくに素性も知らないような者を重用する訳がないし、ましてやこのような不祥事を起こしたのに何の理由もなしに放置しておくわけがないだろう。

「仮に」木下都議の腹部の膨らみが、妊娠によるものでなく、ただパクパク食べてブクブク肥えただけのものであったら「食べ物が口を通らない」などというわかりきった嘘をつくわけもないし
何の意味もなく、謝罪の場に真っ赤な胸元の開いた場末のスナックのママのようなワンピースを着て、ゴテゴテのだっさいファムションリングをしてくるわけがない。まさか謝罪の場においてまで「自らが女として見られている」という意識を持っている超絶自意識過剰女というわけではないだろう。

そして何より「仮に」彼女の体内に新たな命が宿っておらず、議席にしがみつくのが、その腹と醜い欲求を満たすためだけであったとしたら……

いやいや、そんなことはあり得ない。
もし、そうだとしたらもはや彼女は人間ではない。


「怪物」ではないか。



そんな怪物を小池都知事が飼い慣らしていたわけはないし、まさか有権者もそんな怪物に騙されて票を投じてしまったわけではあるまい。

木下富美子は妊婦であり、女手一つでその身に宿した新しい二つの命を育てようと決心したが故に、何があっても議席にしがみつこうと必死なのである。

彼女の語った「続けてほしい」という声……それはまさに、彼女の胎内から聞こえてきた愛する母へのエールなのである。

都民よ、現実を見よ。







※当たり前ですがこの記事はジョーク記事です。
特定の人物を誹謗中傷する意図はありません。
また、実際の妊婦の方、シングルマザーの方や、子育てに奮闘されている方を貶める意図もございません。
むしろそんな方々がいる中で木下都議は……という最大限の皮肉を込めております。









ジョーク記事カテゴリの最新記事